更新日:2004/4/25


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■特集
 
 
 カーネーションの花にちなんだ春の記念日と言えば「母の日」。その行事の始まりは、さまざまな説があります。
 はるかギリシャ時代には、神々の母に感謝するための春祭りが行われていたそうです。また、17世紀のイギリスでは、復活祭(イースター)の40日前の日曜日を「マザーリングサンデー(Mothering Sunday)」と決め、家からはなれて仕事をしている人が家に帰って母親と過ごすことが許されていました。これらの風習が、「母の日」の原形と言われています。

 では、現在のような「母の日」が行われるようになった始まりはいつのことでしょうか?

  それは20世紀初頭のアメリカ、アンナ・ジャーヴィス(Anna M Jarvis)という母親思いの一人の女性がいました。彼女の最愛の母が亡くなったのが1905年5月9日。それ以来、彼女は母の命日には必ず親しい人々を集めて「母を偲ぶ会」を行っていました。 さらに、お母さんを思い出す日として「マザーズ・フレンドシップデイ」を公式に作ろうと考えセレモニーも行いました。
彼女の思いは、多くの人々の賛同を得て全米に広がり、そして、アンナ・ジャーヴィスは多くの支援者とともに、母に感謝の気持ちを捧げる日をつくって欲しいと議会に呼びかけました。やがて、その声は大統領にまで届き、1914年、 当時のウイルソン大統領が、5月の第2日曜日を「母の日」として認めることを議会にかけ、満場一致で可決し、「母の日」は制定されたのでした。
 日本では、明治の末頃に、初めて「母の日」が祝われるようになり、現在のように5月の第2日曜日が「母の日」として定着したのは、第二次世界大戦後しばらくしてからです。

 一人の思いが、みんなの思いになり、やがて議会にかけられて満場一致で可決され、世界に広がった「母の日」。そこには、理想的な物事の決まり方があるように思います。 香川にとって良いと思ったことは、どんどんと提唱する・・・そんな県民一人ひとりの勇気が、すてきな香川の未来を創っていくに違いありません。