更新日:2003/8/25

トップ>まちの輝き

いきいき輝く人にインタビュー
     
  今回の「まちのシャイン(輝き)」は、善通寺の門前で創業100年をこえる菓子店を営む熊岡民子さんにお願いしました。
     
 
くま
おか
 
たみ
 

●善通寺市在住 ・・・ 

 
さん
 
Q:歴史ある老舗(しにせ)とお見受けしましたが。
 
熊岡さん: 創業は明治29年で、現在の建物は大正2年に建てられたもんでなあ。名物の「カタパン」は、日清戦争の頃、保存のきく軍用食料として考案されたんで、当時は「兵隊パン」と呼ばれとりましたんよ。今も昔と同じ手作りやから、朝、はようから作っても、限られた数しか作れんなあ。この頃は、お客さんに「このまま建て替えんといて」と言われますんよ。昔のもんは丈夫やな。陳列ケースも開店のときから大事に使うてきたんよ。ガラスは何度も入れ替えたけど、昔のまんまにはめ込める職人さんは、もうおらんようになってしもうたなあ。
  Q:県政や議会への要望などはありませんか?  
 
熊岡さん:

 大正の面影を残す店構えは、懐かしさもあり、
 新鮮さすら感じる。

店の前の道は舗装道路になってから工事を繰り返すうちに、どんどん高うなってしもうて、大雨のたびに土のうを積み上げた時代もありましたんよ。下水が出来てからは、水の被害は少のうなったけど、ご年輩の方や車椅子の方はご苦労なさるんで、古い町筋の道は工夫をしていただけると助かるわ。
 最近は、若い歩き遍路さんもよく寄られるんよ。女性の方もいらっしゃいます。みなさん「讃岐に入るとほっとする」とおっしゃいますな。安心して歩ける遍路道や遍路文化を大切にして欲しいですわ。