| 薬トピックス |
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ヘリコバクター・ピロリ(H.Pylori)除菌のくすり
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ヘリコバクター・ピロリ菌は人の胃の中に住む細菌で、胃潰瘍・十二指腸潰瘍が起きる原因の1つです。 |
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約3μmのらせん状の細菌で、人の胃の粘膜や表面や細胞のあいだに入り込んで炎症を起こします。 |
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我が国では生活環境の整備により30歳以下の人は感染率が低いのですが、40歳以上では70〜80%の人がピロリ菌に感染しています。 |
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ピロリ菌に感染すると必ず潰瘍になるわけではありません。しかし、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の人のうち約80〜95%がピロリ菌に感染しており、ピロリ菌は潰瘍の原因として大きな比重を占めています。 |
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胃ガンの患者さんはピロリ菌の感染率が高く、胃ガンの発生にピロリ菌が関わっているのではないかと考えられていますが、正確なところはわかっていません。 |
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ピロリ菌は除菌治療で胃から追い出すことができます。 |
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ピロリ菌に感染した人の中で除菌治療が勧められるのは胃潰瘍・十二指腸潰瘍の患者さんです。 |
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ピロリ菌感染診断の検査
ピロリ菌がいるかどうかを確認するために検査を行う
●内視鏡を使い採取した組織中のピロリ菌を調べる検査
●吐き出された息からピロリ菌を調べる検査
●血液や尿などを採取してピロリ菌を調べる検査
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ピロリ菌の除菌治療(7日間)
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保険診療で認められた除菌のクスリの組み合わせは?
●ランプラゾール1回30mgまたはオメプラゾール1回20mg
●クラリスロマイシン1回200mgまたは400mg
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●アモキシシリン1回750mg
3剤をを同時に1日2回朝夕食後、7日間経口投与
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除菌治療でみられる副作用は?
主な副作用は軟便、軽い下痢と味覚異常です。
自分の判断でのむ回数を減らしたりせず、残りの薬を最後まで(7日間)のみ続けてください。
ただし、のみ続けているうちに下痢、味覚異常がひどくなった場合は、主治医又は薬剤師に相談してください。
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発熱、腹痛を伴う下痢、あるいは下痢に粘液や血液が混ざっている場合直ちに薬をのむことを中止し、主治医または薬剤師に連絡してください。
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潰瘍の治療
除菌治療後、潰瘍が治っていない人は潰瘍の治療を行う。
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除菌判定のための検査
除菌治療または潰瘍治療終了後4週以上たってからピロリ菌がいなくなったかどうかの確認のための検査を行う。
除菌治療の成功率は約80〜90%で、必ず成功するわけではありません。10人中1,2人は除菌に失敗することがあります。失敗した場合再除菌を行うことが検討されています。必ず成功するとは限らないので対処法は主治医に相談してください。
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