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雲間をかき分け、天に登る「龍」のごとく 〜 元気で安心できる香川を目指して 〜香川県知事 浜田 恵造 昨年3月に、東日本大震災、そして福島第一原子力発電所の事故が発生し、未曾有の大災害が日本を襲いました。あらためて、犠牲となられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。また、被害を受けられた皆様に心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復旧、復興を願っております。 少子高齢化の進行により、我が国の総人口は減少に転じはじめ、老齢人口が生産年齢人口に迫ろうかという社会の到来が目前となっています。この人口構造の変化は、国内市場を縮小させるだけでなく、家族の形態や日本型雇用慣行を変質させ、社会や公共のあり方に対する人々の意識なども変化させています。 また、バブル経済崩壊以降、低成長が続き、デフレが長期化する中、グローバル化の一層の進展によって、急速な経済成長を遂げる新興国を交えた国際競争が激化し、最近では、欧州の財政・金融危機の深刻化、さらには、歴史的円高の更新などの事態が生じ、我が国の経済・産業は、かつて経験したことのない困難な局面にあると言っても過言ではありません。 そして、我が国財政もまた、極めて厳しい状況にたち至っています。 このように社会経済を取り巻く環境が大きく変容する今、社会生活の基盤である年金・医療などの社会保障と税制の改革、グローバル経済下での多国間の貿易自由化の流れへの対応など、経済社会情勢の変化・変質がもたらす多くの関連しあう課題を解決していくことが求められており、さらに、昨年発生した東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所の事故によって、安全・安心、エネルギーという分野における新たな難題も生じています。 かつて、故大平正芳総理は、「揺るぎない社会の建設に向かって勇気ある前進を続けること」を誓われました。 私も、こうした多くの困難を克服し、将来の世代に確かな礎を引き継ぐために、今こそ、未来を志向し、英知を結集し、失敗を恐れず、思いを行動に移し、可能性を追求し、新しい取組みに挑戦を続けていくことが必要と信ずるものであります。 本年、平成24年は、辰年であります。先行き不透明な雲間をかき分け、天に登る躍動感あふれる龍のごとく、山積する諸課題に取り組み、実行する。それが自信となり、また、新たな可能性を拡げていく。そのような好循環を生み出し、郷土香川の飛躍発展を目指していく年にするべく、私自身が先頭に立って、全力で挑戦してまいります。 |
更新日:2012年5月10日
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